【トレーナー監修】ストレッチポールの正しい使い方|肩こり・腰痛に!基本の使い方ベーシック7

目次

はじめに

「肩こりがつらい」「長時間のデスクワークで腰が重い」——そんな悩みを抱える方におすすめなのが ストレッチポール です。
ストレッチポールは、正しく使うことで 背骨の自然なカーブを整え、筋肉の緊張をほぐし、肩こりや腰痛の予防・改善 に役立ちます。本記事では、パーソナルトレーナー監修のもと、全身ケアに効果的な基本エクササイズ「ベーシック7」の使い方を分かりやすく解説します。

ストレッチポールが肩こり・腰痛改善に効果的な理由

  • 背骨や姿勢のリセット:仰向けで乗るだけで背骨が整いやすく、猫背や反り腰の改善に役立つ
  • 肩・腰まわりの緊張を緩和:大胸筋・大腰筋・脊柱起立筋・肩甲骨周囲などの硬さをほぐす
  • 呼吸が深くなる:胸が開き、副交感神経が優位になることでリラックス効果も期待できる

肩こりや腰痛の多くは「筋肉の緊張」や「骨盤・背骨のアライメント不良」からくるため、ストレッチポールはセルフケアに最適です。

正しい基本姿勢(スタートポジション)

  1. ポールを縦に床へ置く
  2. お尻と頭がポールに乗るように仰向けになる
  3. 両膝を立て、足裏を床につけて安定させる
  4. 腕は軽く広げ、肩をリラックス

⚠️ 腰が浮きすぎないように注意し、無理のない姿勢で行いましょう。

準備運動(ベーシックセブンの前におすすめ)

まずはベーシック7に入る前の準備運動です。

1. 胸の開き運動

両手を広げ、ゆっくり呼吸しながら胸を開く。
👉 猫背・巻き肩による腰痛を改善。

2. 膝開き運動

仰向けでストレッチポールに乗り、足裏を合わせて膝を外に開くことで股関節をゆるめるエクササイズです。
股関節の伸びを感じながら行うことで、骨盤まわりの柔軟性が高まり腰痛予防に効果的です。

👉 ポイントは、力を抜いて呼吸を続けながら自然に膝を開くことです。

3. 手脚の対角運動

ストレッチポールの上で仰向けになり、片脚を伸ばしながら反対側の腕を胸の横に開く動作です。
体をクロスさせることで、骨盤と肩甲骨の連動性を高め、体幹の安定性と腰痛予防につながります。

👉 ゆっくり呼吸をしながら左右交互に行うのがポイントです。

肩こり・腰痛に効くベーシックセブン(7つの基本エクササイズ)

ここからはストレッチポールにおける基本的な動作であるベーシッベーシック7です。

1. 床みがき運動

床みがき運動は、仰向けでストレッチポールに乗り、手のひらで床をこするように小さな円を描くエクササイズです。
肩や胸まわりをほぐし、姿勢改善やリラックス効果が期待できます。

2. 肩の上下運動

肩の上下運動は、ストレッチポールに仰向けで乗り、肩をすくめて下ろす動作を繰り返すエクササイズです。
肩や首まわりの緊張をほぐし、血流改善やリラックス効果につながります。

3. はばたき運動

はばたき運動は、ストレッチポールに仰向けで乗り、両腕を床と平行に広げてゆっくり上下させるエクササイズです。
胸や肩まわりを開いて可動域を広げ、姿勢改善や呼吸を深める効果があります。

4. つま先バイバイ運動

つま先バイバイ運動は、ストレッチポールに仰向けで乗り、足を伸ばしたまま両足のつま先を内外に動かすエクササイズです。
股関節や骨盤まわりをゆるめ、下半身の血流改善やリラックス効果が期待できます。

5.ひざ緩め運動

ひざ緩め運動は、ストレッチポールに仰向けで乗り、両膝を軽く立てて左右に小さく揺らすエクササイズです。
骨盤まわりをゆるめ、腰や背中の緊張を和らげて全身をリラックスさせます。

6.ゆらゆら運動

ゆらゆら運動は、ストレッチポールに仰向けで乗り、体を左右に小さく揺らすエクササイズです。
背骨や体幹の緊張をほぐし、リラックスしながら姿勢を整える効果があります。

7.自然な呼吸

自然な呼吸は、ストレッチポールに仰向けで乗り、力を抜いて深くゆっくり息をするエクササイズです。
胸郭が広がり、リラックス効果や姿勢改善につながります。

動画でチェック:ベーシックセブンまとめ

文章だけでは分かりにくい動きを、動画でまとめています。
ぜひ動画を見ながら一緒に実践してみてください!

やってはいけない注意点

腰の下に横向きにポールを入れる
→ 腰椎に強い圧力がかかり、腰痛悪化の原因になります。

腰が大きく反った姿勢で使う
→ 背中や腰に過度な負担がかかるのでNG。基本は自然なカーブを保つこと。

痛みを我慢して続ける
→ 「効いている」のではなく「無理している」サイン。痛みが出たらすぐ中止。

長時間乗り続ける(30分以上など)
→ 逆に筋肉や関節に負担がかかるため、目安は5〜10分程度。

急激な動きや反動をつける
→ 関節や筋肉を痛めやすいので、必ずゆっくりコントロールして動く。


効果を高めるコツ

  • 毎日5〜10分、寝る前や仕事の合間に取り入れる
    →一回で長時間やるよりも、コツコツ毎日行うことが大切です。
  • 筋トレや軽いストレッチと組み合わせるとさらに効果的

まとめ

ストレッチポールは正しく使えば、肩こりや腰痛改善の強い味方 になります。
今回紹介した「ベーシックセブン」を習慣にして、快適な姿勢とコンディションを取り戻しましょう。

EL FAROでは、年齢性別に関係なく、体験トレーニングにも気軽にご参加頂けます。体験トレーニングのお申し込みはこちらからお問合せください。

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この記事を書いた人

【元帰宅部トレーナー】
運動経験が少なかったからこそわかるトレーニングの不安や緊張を一緒に解決しつつ、初めての方でもわかりやすい指導を心がけている。

甘いもの、お酒が好き。

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